—それでは、お2人が現在プロデューサーとして関わっていらっしゃる番組『世界を変える100人の日本人! JAPAN☆ALL
STARS』についてのお話をお伺いしたいと思います。世界で活躍する日本人を紹介し、視聴者に勇気を与えてくれる感動的な番組ですが、ご一緒された経緯をお伺いできればと思います。
松島:単に「視聴率の良い番組」ではなく、提供する意義を感じられる番組にしたいという声が、スポンサーサイドにあったんですね。そこでテレビ東京さんと一緒に、金曜8時という時間帯にどのようなコンセプトの番組を流せば面白いか相談を始めたんです。話を進めるうちに、「最近の日本人は自信をなくしてしまっているけれども、もっと胸を張ってもいいんじゃない?」というコンセプトが出てきて、日本人を鼓舞していく主旨の番組にしたいと決まりました。幸いにも、スポンサーにもこの意図は良く伝わりましたね。
相川:「ああ、日本人でよかったなぁ」と思いながら死んでいく方って、結構多いのかなと思うんです。企画当時は日本人が自信をなくしていた頃だったんですが、もっと誇りを持って生きていこうよ、というメッセージを伝えたかったんですね。
—番組を見ると、日本人でこんな方がいらっしゃったんだ、と勇気付けられますね。有名過ぎない、「知られざる」日本人が登場してくるあたりにも面白さを感じます。
相川:リサーチは本当に大変なんですが、彼らのことを知ると、日本人には外国人に影響を及ぼす力がしっかりとあるんだなと感心します。砂漠に農作物を作ろうと思い立ったり、人が住みつかないようなところに灌漑を作ったり。何のために私財を投げ打ってまでこんなことをしたのかと考えさせられますね。まさに人を感動させる、良質な映像コンテンツに成り得ていると思います。
松島:当初は「あまり知られていない日本人を紹介する番組で、本当に視聴率を取れるのかな?」と心配をしていたんですが、テレビ東京さんが「この企画で行く」と覚悟を決めたんです。腹が据わった放送局があったからこそ、スタッフがキツくても成り立つんですね。
—スタッフが苦労している分だけ、良い番組になっているんですよね。








